『こころの元気+プラス』2016年6月号
一般販売はしてないメンタルヘルスマガジンである。たぶん日本で唯一の、精神疾患患者やその家族知人向けの雑誌だと思います。
筆者は、とあるNPO法人で講読してるのを見つけて、初めて知った。
2016年6月号の特集は、「親なき後に備える」。
なんと実際的な特集。
要約すると、悲観的な声が多い一方で、親や家族としては「お金より人を遺す!」という力強い主張もあった。
ここからはコラムとしてページが割かれていた、ストレスと栄養素の話。
……、うつ病患者で葉酸値が低いという結果は、日本の他の研究でも海外での研究でもおおむね一致しています。また、うつ病だけでなく、統合失調症でも葉酸の血中濃度が低いことが多くの研究によって報告されています。
もう1つのビタミンで注意したいのはビタミンDです。……。ビタミンDは、きのこや魚などの食物からも摂取できますが、大部分は皮膚にあるコレステロールが紫外線にあたってつくられます。……。日照時間が少なく、紫外線量も少なく、肌の露出も少ない冬~春にかけては要注意です。この時期にうつ状態になる季節性うつ病は、ビタミンD不足が原因ではないかという説もあります。